Thursday, September 12, 2013

続 紙パック建築2013 インテリアの世界

こんにちは 丸岡です。

前回に続いて 紙パック建築 2013
参加いただいた方々の作品お披露目その2
今日は インテリアバージョンをご紹介します。

紙パック建築2013夏休み編は
「外装&外構庭バージョン」と「インテリアバージョン」
の2つのコースを用意していました。

前者は 肌触りの良いフェルトの感触を楽しみながら
あざやかな14種の色を駆使して
カラフルな工作にトライしていただけます。

対して後者は 紙パック内側の白の世界がベースで
しかも用意された型紙を利用して
ケント紙をサイズ通りに切ったり組み立てたりで
地味で細かい作業が主となる工作です。

私としては、中学生の方のために考えた
「インテリアバージョン」プログラムなのですが
でも 実際は 小学校の低学年のお子様も
「こっちをやってみたい」と言っていただく人気で
かなり意外でした。


こちらは兄妹でご参加いただいたTさん。
どちらも「将来の自分が住まう家」として
イメージしていただきました。

このように紙パックの一部を切り開くことで
壁が広がって内部空間が出現します。

写真左はお兄さんの作品。
なんと将来は建築家!!!
思索に没頭するための書斎だそうです。
情熱的な赤のフロア&階段が素敵!
そう、時に創造者は情熱的にならなくては!!

そして写真右はバレリーナを夢見る妹さんの作品。
1階はレッスンスペース。ちゃんと手すりバーが設置されています。
お弟子さんも通えるように
1階には直接の玄関扉も設置されていました。
動線計画、ばっちりです!


こちらの写真左は 前回にも紹介しました1Lパックの3階作品。
やはりご兄弟で参加いただいたOさんの お兄さんの力作です。
さすが中学生!3階建ての内部空間を
時間内にしっかりと作っていただきました。
壁の開き方を工夫することで、吹抜け空間が出現しました。
これ 本当に カッコいい!

写真右上は これまた3連結のSさんの超豪邸!
いえ、牧場併用(?)住宅です。
持参した紙パック表面の印刷に
牛がいっぱいだったので 牧場経営始めたそうです(笑)
この写真では詳しく写っていませんが
連結の渡り廊下は 宙に浮いていて
なかなか凝った技巧が施されています。
住まい~仕事場~牛舎と
しっかりと機能分けされた空間構成でした。

最後 写真右下は 
プレゼンテーション中の小学6年生のRさん。
とても繊細で丁寧な仕上がりでした。
彼女は 学校の総合教育の科目で「家づくり」に取組み中で
しかもご自身は 設計担当者とか!!!
森の中の住宅という設定で
周辺環境に馴染む暮らしスタイルをテーマに
説得力のあるプレゼンをしていただけました。


インテリア空間を考える時は
その空間を使う人間の行為や気持ちに
より大きな配慮が必要だからなのでしょうか。。。
それぞれに さまざまなドラマを
しっかりと組み立てていらしゃいました。
プレゼンテーション楽しかった!


by 丸岡満美



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